最近、Xでは現代の日本の労働時間の見直しに関するポストが活発に投稿されています。

こちらはXのトレンドのAI要約ですが、本来あるべきバランスの取れた生活として、
・仕事
・睡眠
・趣味
・家事
の4つに6時間ずつ時間を使うということで、「6666運動」と名付けられて関連する意見が飛び交っています。
一番の論点としては、やはり「仕事」の部分です。
現代の標準的な労働時間としては、「週5日8時間労働」が正社員の最低ラインとして設定されており、さらに言うと多くの仕事は8時間+αの残業というのが実態です。
この労働時間に対して、「長すぎる」と考える人がやはり多いようで、1日の適切な労働時間について考える機会になってます。
このテーマに関する様々な方のポストを見ていますが、それらの内容は大きく分けて次の3つに分類されているように見えます。
①1日の労働時間が短くなってほしいと考え、労働者の立場からその願望を主張する内容
②労働時間を短くすることで、「給与を下げる必要がある」「物価が上がる」「貧富の差が拡大する」といった現実的な影響を議論する内容
③8時間労働でも問題ないと考えていて、むしろ勤務時間が短くなっても他にやることがなくなると言う内容
①のとにかく労働時間が短くなってほしいという自らの願望だけを主張する人は、②の人に対して「労働者の癖に経営者目線で語る意味が分からない」「短い労働時間での経営方法は経営者が考えればいいこと」というスタンスが多いです。
逆に②の人は本人が労働時間を短くしたいかどうかに関わらず、実現可能性の低い願望を主張する①の人に腹を立てている、という感じでしょう。
また、③のようにそもそも労働時間を短くする必要性を感じていない、という人も少なからずいるようです。(今回の議論からは逸れるので、この意見にはこれ以上触れません。)
僕自身、現在20代でのFIREを目指しているくらいには会社員としての労働、つまりは週5日8時間のような長時間労働に嫌気が差しており、労働時間を短くしたいと心から願っています。
そのような僕ですが、まず結論として、この白熱するムーブメントに関して取る行動としては、
「6666運動には参加しない」
です。
世の中が変わってくれることを願いながら待ち続けるほどの余裕はない
労働をこれほど毛嫌いする僕が「6666運動」に参加しない理由は、世の中が変わってくれるよりも自分が変わった方が間違いなく早く、確実だからです。
というのも、ここ最近の「6666運動」関連のポストはかなり白熱しているように見えますが、僕の予想する今後の流れとしては「結局誰もリスクを取って社会を変えようとしないし、社会は変わらない」です。
結局誰もリスクを取って行動しない
①1日の労働時間が短くなってほしいと考え、労働者の立場からその願望を主張する内容
②労働時間を短くすることで、「給与を下げる必要がある」「物価が上がる」「貧富の差が拡大する」といった現実的な影響を議論する内容
③8時間労働でも問題ないと考えていて、むしろ勤務時間が短くなっても他にやることがなくなると言う内容
先ほど挙げた3つの内容の中で、①の人は一見社会を変えるための活動をしようとしているように見えますが、実際にやっていることは「Xで願望をポストする」「不満を感じつつ今日も普通に出社し、誰かが行動を起こすことを願って待ち続ける」だけです。
実現可能かどうかは一旦置いておきましょう。
それでも、果たして政治家たちが、XというSNSの中でどこの馬の骨とも知れない匿名の人たちが喚いているのを見て、「みんな不満を抱いてる!なんとかしなければ!」と焦りを感じ、対処してくれると思いますか?
まあ、現代人はSNSやインターネットを過大評価しているせいもあるかもしれません。
でもSNSやインターネットなんて、遮断しようと思ってしまえばその瞬間に遮断できてしまうし、存在しないのと同じですよ。
結局誰もリスクを取らないんですよね。安全圏で泣き言を言っているだけです。
そういう意味ではリスクを取るほどは追い詰められていない、すなわちある程度現状に満足しているという意味で、みんなある程度幸せで、それはそれで良いことなのかもしれません。
でも本気で社会を変えようと思うなら、ストライキやデモなど、自分や周囲の人間が一時的には被害を受ける覚悟を持って行動を起こさなければなりません。
しかしさらに皮肉なことに、そのような行動を起こせる人は既に転職するなり副業するなり自分で行動を起こして幸せを掴んでいるのが実態なので、やはり何も起きないです。
3つの立場の中では僕は②に近く、やはり現実的な影響や実現方法に関する議論が必要だと思います。
労働者の癖に経営者目線だ、と馬鹿にされるかもしれませんが、「不老不死になりたい!なんとかして!」と喚くことに意味がないように、実現不可能なことを言い続けても仕方ないですからね。
そして僕自身が思う、労働時間を短くするために最適な方法は「国民に対して保障する最低生活水準を下げる」ということです。(要するに給与を下げることに繋がりますが、それでも問題ないということに気付く、という点が大事だと思っています。)
あまり言っている人は見かけませんが。
多くの人間は生活水準を下げることができないし、現状の幸せにも気付かない
さらに言うと「多くの人は生活水準を下げることもできない」と思っています。
以下の記事でも書きましたが、現代人はかなり贅沢を当たり前のこと、与えられて当然のものとして考えている節があると思っています。

どう考えても人類の歴史ではトップクラスに、安全で、健康で、娯楽に溢れた生活を送ることができる社会になっていると思いますが、どうやら世間には「健康で文化的な最低限度の生活」に必要な要件として、「毎週外食する」「都会に住む」「毎月旅行に行く」といった内容が含まれて然るべきと考える人が多いようです。
そんな贅沢な生活を国から保障された世代などは人類史に存在しないはずですが、思い込んでしまっている以上は仕方がありません。
相手が一人であれば頑張って説得もしますが、社会全体に蔓延る思想を変えるのは並大抵のことではないですからね。
まとめると、
・ムーブメントが起こっているようで実際には誰もリスクを取って行動しないので、きっと何も起こらない
・現代に蔓延る「保障されるべき生活水準」への考え方を変えることはほぼ不可能
なので、僕は「6666運動」には参加しません。
僕には、世の中が変わってくれることを願いながら待ち続けるほどの余裕はないのです。
僕は実現可能性も加味したうえでのベストな選択をしたいので、FIREを達成して自分が働かなくても生きていける環境を自ら作ります。
FIREはある種、世の中への訴えです
「偉そうに語っているお前自身も、世の中に対して何も行動していないじゃないか」
と思う人もいるでしょうが、僕がやろうとしているFIREはある種、世の中への訴えにもなっていると思いますし、その意味では世の中の大半の人たちよりは労働環境の改善への貢献になると思っています。
僕は必要なリスクはちゃんと取れる人間ですし、取りたいと思っているので、20代という若さで、最低限の資産で会社員から上がります。
FIREをして労働力を減らす僕のような人間が増えていけば、経営者は労働者の確保のために自らの利益を減らしてでも、働きたいと思う人が増えるような環境作りに努めるはずです。
確かに一気に社会全体を変える革命のような、大きなことができればベストですが、そんなことは誰もできないということに、本当はみんな気付いているのではないですか?
だから、誰かがなんとかしてくれることをただ願って、待ち続けているのではないですか?
そういって何も行動をしないくらいなら、僕のようにただ一人であっても行動を起こす方がよほど社会に影響を与えると思っています。
自分一人であれば、幸せに関する基準を適切なレベルに維持することはできますし、正しく行動すればちゃんと労働時間を短くすることができます。
自分の幸せは自分で掴み取る方が、間違いなく早くて確実です。
「実現不可能なことでもいいから願うこと自体が幸せ」という人なら世の中の変化を願って待ち続ける選択も悪くないかもしれませんが、現実逃避しているだけなら、もうやめましょう。
ポイントサイトのハピタスを活用しながら資産形成を一緒に頑張りましょう。
下のリンクから会員登録し、条件をクリアしていただくと、 皆様には最大2,300ポイント、私には3000ポイント+αが付与されます。

コメント(初回は承認後に表示されます)